ご予約・お問い合わせ

大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町 8-8-15
ディカビーネ1F西側

診療メニュー

小児歯科

大切なお子様の
笑顔を守るために

歯医者への苦手意識を減らす
工夫に取り組んでいます

歯医者の役割として、お子様の健康を守り続けるために、成長段階やお子様個人に応じたサポートをすることは欠かせません。特に、お子様の成長は著しく、歯や歯並びの状態も変化が激しいです。定期的に歯医者を受診していただければ、ちょっとした変化も見逃すことなく、むし歯や歯周病を予防することができます。また、歯並びの経過観察も行えます。

ただ、大人でも歯医者が苦手な人が大勢いるように、お子様にとっても歯医者というのは気乗りがする場所ではありませんよね。お子様を歯医者に連れていく説得をするのに大変苦労されている方も多いです。そこで、当院では、お子様が少しでも歯医者に行きやすくするために、優しく丁寧な対応を徹底しています。また、親御さまからのお話だけでなく、お子様本人の意思も、しっかりとお気持ちに寄り添いながらお聴きいたします。

小さな頃に歯医者に苦手意識を持ってしまうと、大人になっても歯医者を遠ざけてしまう危険性が高いです。ですので、当院は、お子様が大人になってからも安心して身を任せられるような場であるように努めています。歯にトラブルがない場合であっても、お気軽にご来院くださいませ。

むし歯予防は、
乳歯から

乳歯をむし歯から守ることが、全身の健やかな成長に繋がります

「乳歯はどうせ抜ける歯だからむし歯になっても大丈夫」「永久歯がむし歯にならないように気を付ければ良いんだよね」と認識されている方も稀にいらっしゃいますが、当然これは大きな間違いです。乳歯は、実はあごの骨の成長や知能の発達を促すなど、全身の成長に大きく関与しています。そのため、乳歯がむし歯になってしまうと、全身の健康に悪影響を及ぼすリスクがあるのです。

そのほか、乳歯のむし歯を治療しないままでいると、口内にむし歯菌が増殖し、永久歯までもむし歯になってしまう可能性があります。そのため、乳歯がむし歯になってしまった場合でも、直ちに治療が必要です。

混合歯列期は、磨き残しが
増えるので要注意

乳歯と永久歯が生え変わる混合歯列期は、歯の大きさや高さがバラバラで非常に歯が磨きにくく、磨き残しが増えてしまう時期です。さらに、生えてきたばかりの永久歯は汚れがつきやすく、また歯質も弱いため、むし歯になりやすくなっています。そのため、乳歯と永久歯が混在する時期は、慎重に歯みがきを行う必要があります。

お子様のお口の中をよく観察し、親御さまの方で仕上げの歯みがきを丁寧に行ってください。また、少しでも気になることがあれば、早めに当院にお越しくださいませ。

乳歯の大切な役割

親御様の中には「乳歯はどうせ抜けるから…」と軽く考えてしまう方もいらっしゃいますが、乳歯は子どもの成長と将来の健康において大切な役割を持っています。

<よく噛める>

よく噛めると、子どもの成長や発達に必要な栄養が効率よく吸収できるようになります。また、顎や顔の筋肉を動かすことは、脳の発達にも良いとされています。

<キレイな発音>

幼児期は、多くの言葉を学習するタイミングです。この時期に歯が健康であることは、正しくキレイな発音にもつながります。

<永久歯の誘導>

乳歯から永久歯に生え変わる時期には、乳歯の根は吸収され、次に生えてくる永久歯を誘導する役割を担います。そのため、乳歯が虫歯で早期に脱落していると、永久歯の歯並びや噛み合わせの悪化の原因になる場合があります。

お子様の将来の健康のために

上記のように、乳歯はお子様の成長と将来の健康においても、とても大切な役割を持っています。特に3つ目の「永久歯の誘導」においては、お子様の一生の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

大切なお子様の将来を見据えた健康のためにも、乳歯の虫歯も早期発見・早期治療を徹底し、同時に、3ヶ月ごとに定期的な検診を受けることで、適切な予防ケアを習慣づけていきましょう。

お子様のむし歯を
予防するポイント

箸での取り分けや食べ物の
噛み与えに注意

お子様がむし歯に感染する主な原因は、周りの大人たちにあることがほとんどです。例えば、お子様が食べやすいように、むし歯がある親御さまが食べ物を噛み与えたり、箸で食べ物を取り分けたりすれば、お子様がむし歯に感染するリスクは急上昇します。

お子様に関わる機会がある大人は、むし歯菌をお子様に移さないように、むし歯がある場合は必ず歯医者で治療してください。当然、むし歯がない方であっても、毎日のセルフケアを忘れずにしっかりと行い、そして定期的に歯医者で歯のクリーニングを受けるようにしましょう。

キシリトール製品を活用する

キシリトールは甘味があるのにも関わらず、同時にむし歯菌の繁殖も防ぐ優れものです。お子様がガムやタブレットを望まれた際は、キシリトールを含む製品を選ぶようにしましょう。また、シュガーレスや無糖などの表記がある砂糖の含有量が少ない製品を選ぶことでも、むし歯菌の繁殖を抑えられます。お買い物をされる際はぜひ意識してパッケージをご覧ください。

当院で特別なむし歯予防を

子どもの歯は、大人の歯よりも柔らいため、むし歯になりやすいです。そこで、当院ではお子様の歯の免疫・抵抗力を強化するための施術を行っています。正しい歯みがき指導から始まり、むし歯になりやすい歯の溝にシーラント(プラスチック樹脂)を充填する処置、フッ素塗布まで幅広く対応しています。むし歯にならないためには、予防が大切です。お子様の歯の健康を保持するためにも、ぜひお気軽にご来院くださいませ。

当院の小児歯科
治療メニュー

フッ素塗布で歯質を強化

乳歯や生えかわったばかりの永久歯の歯質はとても弱いため、フッ素塗布を行うことで成人の歯と同等レベルの強度に補うことができます。フッ素塗布を定期的に行い、虫歯に負けない丈夫な歯にしていきましょう。

正しい歯磨き指導

子どもの歯は小さいだけでなく、形や歯並びも様々なため、ご自宅での適切なケアはとても難しいものです。当院では、少しでもお子様の虫歯の予防が出来るよう、TBIと呼ばれる正しい歯磨きの指導を行っています。保護者の方にも正しい仕上げ磨きのレクチャーや、セルフケアのアドバイスなどもしています。

シーラントで虫歯予防

シーラントは、虫歯になる前に歯の溝を安全な歯科材で埋める治療方法です。特に奥歯の溝は歯磨きもしにくく、虫歯になりやすいため、シーラントを施すことで、虫歯リスクを下げることができます。

親御さまへの丁寧な
説明を心がけています

当院ではお子様のお口の環境を守っていくために、まず親御さまに正しい歯科知識をつけていただけるよう丁寧にお話ししています。お子様のお口の将来は、親御さまの正しい知識の有無に大きく影響しているためです。例えば、離乳食が甘いものに偏ると甘いものを好むようになったり、お子様の指しゃぶりを無理にやめさせようとすると、それがストレスで他の悪い癖に移行し歯並びに影響を与える場合があります。

治療の際にも治療内容について分かりやすくご説明し、またホームケアの仕方やポイントなどもお伝えしておりますので、気になることがありましたら遠慮なくご質問ください。

こんな「叱り方」に要注意!

お子様を注意するときに、ついつい言ってしまいがちな「悪いことをすると歯医者さんに連れいくよ!」という叱り方。実はこうしたイメージをきっかけに、お子様が歯医者さん嫌いになってしまい、大人になってからも歯科医院にいきづらくなることで、お口の環境の悪化へと繋がってしまうケースがあります。

ポイントは、お子様と親御様、歯科医師の信頼関係です。お子様に歯科医院への苦手意識を植え付けないようにしながら、一緒にお子様の健やかなお口の環境をつくっていきましょう。