【諸外国の歯科事情】

こんにちは、きむら歯科 院長の木村です🤗
今回は「外国と日本の歯科事情の違い」について‼️

「虫歯や歯周病に罹っていない！」
という方はどのくらいいるでしょうか？
残念ながら、まずそんな人はいないでしょう。
これは日本だけでなく、世界で見ても、です。
しかし、世界に目を向けてみると、日本と比べて平均残存歯数が多い国はたくさんあるのです。（日本人の歯は外国から見るとかなり悪いということです）
この違い、一体何だと思いますか❓

これは正直、国自体の意識が違います。
日本は保険制度が使えますが外国にはありません。
保険制度は安く良質な治療が受けられる多大なメリットがあるように見えますが、それは裏返すと「手軽に治療ができてしまう故に歯への意識が下がる」ことに繋がっているのです。

保険が利かないということは、それだけ治療費が高いということ。
アメリカで虫歯治療をするとなんと1本につき15万円〜50万円もかかります！（本当ですよ！！）
だからこそ、「悪くないためにどうすればいいか？」に重きを置いています。
そう、予防ですね‼️

虫歯治療の際に使われるプラスチックの詰め物ですが、日本を1とした時にこれだけの倍率差があります。

アメリカ：9倍
イギリス：4.2倍
ドイツ ：1.0倍〜4倍
フランス：1.5倍〜3.6倍
韓国 ：3.6倍

詰め物一つでもこれだけ高いと、虫歯1本が死活問題ですよね‼️
だからこそ予防の意識が根付いています。
虫歯にならないということは歯を削りません。
歯を削らないということは抜歯のリスクも最小限になります。
日本の保険制度は素晴らしいですが、歯への意識を下げていることも事実なんです💦

定期的にプロの目で、菌や汚れを落として予防を心がけましょう！
また、セルフケアグッズの見直しもとてもオススメです！
今まで使用していた歯磨きグッズや使い方に問題が無ければ、虫歯にはなっていなかったかもしれません。
歯磨き技術を磨くことはもちろんですが、ケアグッズの見直しも効果的ですよ😄

いかがでしょうか？
日本の保険診療は素晴らしいですが、できることにはやはり限界もあります。
自由診療しか選択肢が無いこともあるでしょう。
状態が悪くなればなるほど、次にできる治療には制限がかかります。
まずはそうならないことが大切です。自分の体ですので、自分で守らなければいけません。
まずは予防の意識を‼️

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