電話番号0722260022

WEB予約24時間WEB予約

歯周病歯周病

perio歯周病

歯周病とは?

歯周病は、プラーク(歯垢)に潜む細菌が歯茎や歯を支える骨(歯槽骨)などの歯周組織に侵入することで炎症を引き起こし、組織を破壊する感染症のことを指します。歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」など細菌により生じる歯や歯茎の病気の総称であり、また、歯槽膿漏(しそうのうろう)も歯周病の症状の一つにあたります。

できるだけ歯を抜かない
歯を残す歯周病治療

当院では患者様ご自身の歯を守ることを第一に考え、できる限り歯を抜かない歯周病治療を行なっております。歯周病は原因であるプラークを徹底的に除去することで、多くのケースにおいて進攻を抑えることが可能です。抜歯は最終的な処置として考え、患者様ご自身の歯を残せる可能性を追求します。 他院で「抜歯するしかない」と言われた方もご相談ください。

歯周病とは?

歯周病にならないために

当院は歯周病にならないための予防ケア、治療後の再発防止のためのサポートにも力を入れています。検査やカウンセリングを通じて、歯周病リスクを高める根本的な原因(歯ブラシの仕方や生活習慣など)を明らかにし、歯科衛生士と連携しながら改善へ向けて丁寧に指導をさせていただいております。

歯周病にならないために

「歯がしみる…」
知覚過敏症はサイン?

冷たい物を口に含んだり、歯ブラシの毛先が歯に触れたりするだけで歯がしみたり痛くなる症状が出たら、知覚過敏症の可能性があります。知覚過敏の原因は、食生活の偏りや歯磨きの力が強すぎるなど様々ありますが、歯周病が原因で歯の痛みが生じているケースもあります。放置していると、悪化して歯の神経を取らなければならなくなるまで重症化してしまう場合もありますので、歯がしみるなど症状を感じたら早めの受診をおすすめします。

知覚過敏症

歯周病と全身の
健康との関連性

近年の研究では、歯周病菌が心臓病や動脈硬化、肺炎などの全身疾患の発症や低体重児出産の原因となったり、糖尿病を悪化させる要因となることが報告されています。

  • <糖尿病との関連性>
    糖尿病と歯周病は、生活習慣病の代表ともされる病気ですが、この二つの病気もまた深い関連性があるとされています。抵抗性が大きく関与していることから、歯周病治療を行うことで、血糖値が改善したという報告も上がっています。
  • <妊産婦さんとの関連性>
    歯周病菌による歯茎の炎症で生じるサイトカインという物質は、低体重出産の原因となる早産や胎児の成長不足などにつながる可能性があるとされています。妊産婦の方や妊娠を望まれる方は、なるべく早めの検診をおすすめしています。
  • <動脈硬化との関連性>
    歯茎に侵入した歯周病菌が血管の中に入り込むと、心臓の周りにある血管の壁に取り付き、動脈が硬く狭くなるとされています。血液の流れが少なくなることで、心筋梗塞、狭心症などを引き起こす可能性があります。

歯周病の治療方法

  • 歯のクリーニング
    (軽度の場合)

    歯と歯茎の間(歯周ポケット)に溜まった歯石を除去し、歯の表面に付着したバイオフィルムを取り除いていきます。これにより歯茎が引き締まり、徐々に元の健康的な状態に戻ってきます。歯周病の症状が軽度の場合は、歯科医院に数回程度通って歯石を除去すれば炎症が消退します。
  • ルートプレーニング
    (中度の場合)

    歯周ポケットの奥深くにまで歯石のこびりつきが発生している場合、ルートプレーニングと呼ばれる専門の器具を用いて、歯石除去を行う必要があります。症状によっては出血や痛みを伴いますので、必要に応じて麻酔を行う場合もあります。
  • 歯周外科
    (重度の場合)

    歯周ポケットが極めて深く重度にまで進行した歯周病の場合、そのまま放置すると骨が溶ける可能性もあるため、早期に外科的な治療が必要となります。麻酔を施して歯ぐきの一部を切除し、歯石を除去して縫合します。

症状が重くなると治療期間も長引きますので、この状態まで放置するのではなく、早期発見できるよう「気になる」ことがあれば早めに受診し、特に自覚症状は感じなくとも定期的な検診をおすすめしております。

ページTOPへ ページTOPへ